Yamasaki 2007年9月・10月の我が家の出来事−2


ひと蔵の会@厚木

ひと蔵の会1  ひと蔵の会2

徹の会社の後輩がメンバーになっている、全国の蔵元さん(20程度)が一同に集い純米酒をふるまってくれる「ひと蔵の会」という催し物に淳子と共に参加してきた。今年で4回目を迎えるとのことだったが、中には1万円を越えるような自慢の吟醸酒を持ってきてくれている蔵元もあって、蔵元と語り合いながら楽しく各蔵・各種類の味の違いを楽しませてもらった。テーブル席からそのぐるりを囲んでいる各蔵元のところへおちょこを持って行って飲ませてもらうのだが、皆何回も通っていい感じに酔っていく(左写真:淳子も顔が赤い)。徹はもっぱら、島根県の益田市から参加していた桑原酒場の扶桑鶴と、一番おいしいと思った秋田県鶴岡市の羽根田酒造の羽前白梅のところへ通った。

会の最後には、いろいろなものがあたる抽選会があり(右写真:皆で拍手している)、淳子も「残酒」(各蔵元が参加者にふるまって残った酒がはいっている1升びん)2本があたり、家に帰って数日の間、楽しませていただいた。 なお、楽しいのは飲むだけではなくて、各蔵元が持ってきた郷土料理や有志の手造りおつまみ、そしておいしいお弁当と、食べるほうもとてもよかった。主催者に聞いてみると藤沢のほうでもやっているとのことだったが、今年はすでに予約で満杯とのこと。来年は是非そちらの方にも行ってみたい。


ナタリーの朝

高校時代に映画館で見て、「卒業」と同じく強い印象が残っている「ナタリーの朝」のビデオを、リーズナブルな値(いつもは1万円以上の値がついている)でようやくAmazonで手に入れることができた。「卒業」のほうはその後何度か見たあげくDVDを購入し、映画の中の1場面、主人公ベンがエレンに会いに行った大学の噴水を探しにUCバークレーまで行ったほどである(このページに顛末が書いてある)が、「卒業」ほど有名ではなくCD化されていない「ナタリーの朝」は、ほとんど筋書きも忘れ、最後のブルックリンの橋の上を生まれ変わったナタリーがバイクで走りすぎていくシーンだけを覚えていた。しかし今回何十年かぶりにじっくりと見てみると、醜いと言われたナタリーが初恋と葛藤を経て成長していく過程を、美しい音楽(ヘンリーマンシーニ)とブルックリンの風景と共に、時にコミカルに、でも胸に残るせりふも入れて、丁寧に描いた作品であることが良く分かった。なお、この年でちょっと気恥ずかしいが、「卒業」と「ナタリーの朝」も含めて、Amazonの「リストマニア」風に「こころに残る恋愛映画」のベスト20をあげて見ると、以下のようになる。

めぐりあい(1939):シャルル・ボワイエ/アイリーン・ダン
哀愁(1940):ロバート・テイラー/ビビアン・リー
心の旅路(1942):ロナルド・コールマン/グリア・ガーソン
カサブランカ(1942):ハンフリー・ボガート/イングリット・バーグマン
ローマの休日(1953):グレゴリー・ペック/オードリー・ヘップバーン
慕情(1955):ウィリアム・ホールデン/ジェニファー・ジョーンズ
旅情(1955):ロッサノ・ブラッツィ/キャサリン・ヘプバーン
アパートの鍵貸します(1960):ジャック・レモン/シャーリー・マクレーン
ドクトル・ジバゴ(1965):オマー・シャリフ/ジュリー・クリスティ
男と女(1966):ジャン=ルイ・トランティニヤン/アヌーク・エーメ
卒業(1967):ダスティン・ホフマン/キャサリン・ロス
個人教授(1968):ルノー・ベルレー/ナタリー・ドロン
ナタリーの朝(1968):ジェームズ・ファレンティノ/パティ・デューク
うたかたの恋(1968):オマー・シャリフ/カトリーヌ・ドヌーヴ
幸せはパリで(1969):ジャックレモン/カトリーヌ・ドヌーヴ
ひまわり(1970):マルチェロ・マストロヤンニ/ソフィア・ローレン
小さな恋のメロディ(1971):マーク・レスター/トレーシー・ハイド
マディソン郡の橋(1995):クリント・イーストウッド/メリル・ストリープ
恋愛適齢期(2003):ジャック・ニコルソン/ダイアン・キートン
君に読む物語(2004):ジェームズ・ガーナー/ジーナ・ローランズ

やはり中学時代から高校時代に見たものが多いし、部屋にポスターをたくさん貼っていたカトリーヌ・ドヌーヴが主演した映画が2本はいっている。会社にはいってからは、ほとんど見てないこともわかる。一方最近は、老人(?)が主人公の恋愛映画とか、安いDVDが出回るようになった大昔の名画の一部としての恋愛映画、を見るようになっているので、その両極端から何本かはいっている。


2007年9月・10月の我が家の出来事


2007年の出来事

ホーム